●ハンドソーン
ウェルテッド製法
溝を作った中底とアッパー、
押しぶちを麻糸で手縫い。
中物(コルク)で隙間を埋め、
本底を被せ、押しぶちと本底
を手縫い。
修理も、アッパー、押しぶち
を手入れしていれば、本底を
何度も貼り替えられるため、
長く履く靴には良い。
革底の場合、足馴染み・通気
性が良い。静電気体質の方に
も良いとか。雨に弱く、手入
れも必要、価格も行程が格段
に多くなるので、高いという
点も上げられる。
機械がない頃はすべてこのよ
うな製法だったが、現在はビ
スポーク等、高級靴でのみ行
われる製法
○ハンドソーン
ウェルテッド製法
(ダシ機械縫い)
上記と構造は同じで、押しぶ
ちと本底を手縫いではなく、
機械縫いする、職人用語で九
分仕上げと言われる製法。
機械縫いにより、時間も価格
も抑えられる。