映画やTVを観ていても、つい履いている靴に目が行きます。
ここでは、そんな視点で気になった映画についていろいろと勝手に
書いていこうと思います 。

ダンサーへの憧れがあって、ダンス映画を良く観ます。(少し偏りがありますが)
靴(足元)を映すのもダンス映画ならでは。
まずは、そこから何本か。

*画像が載せられないのが、残念ですが・・。
 随時更新していきます。

●ダンス映画

1.リトルダンサー (Little Dancer) *別ウィンドウが開きます。

最近観たダンス映画でベルト!!
11歳の少年ビリー(ジェイミー・ベル)はある日、ボクシングの練習をしているホールでバ
レエと出会う。
バレエなんか男のやることじゃない!というパパの目を盗んでどんどんのめり込んでいき、
お風呂でも通学 途中でもステップを踏む
。親友マイケルを観客に踊りまくるシーンのステッ
プ、わくわくします。
ぼろぼろなんだけど、履いているショートブーツが気になりました。
ビリーの大人になった姿として英国を代表する世界的トップ・ダンサーの 一人アダム・クーパーが登場。舞台に滑り出すシーンは、鳥肌ものでした。


2.フラッシュダンス (Flashdance)

リトルダンサーを観るまでは、ダンス映画といえば、私にとってはこの1本、でした。
プロのダンサーを目指し、昼は製鉄所で溶接工、夜はクラブでダンサーをしている主人公アレ
ックス(ジェニファー・ビールス)のストイックな生き方に惹かれました。
何度も観たので、ダンスシーンの吹き替え(スタント?替え玉ですかね)が結構分かり易くて
残念でしたが、今観てもわくわくできます。分かり易いサクセスストーリーとも言えるけど、
映像もきれいでダンスシーンもかっこいい。普段履いている安全靴が良い感じに履き込まれて
います。コインランドリーのシーンで履いているバレエシューズっぽい編み上げの靴も気になります。


3.フットルース (Footloose)

この映画の好きなシーンは、なんと言っても初めのシーンストーリーに入る前の、いろんな人
の踊っている足だけが映るシーン。覚えていますか?
靴は、置いてあるのと履いたところでは、すごく表情が違います。この映画を観た時になんと
なくそんなことを感じた気がします。この影響なのか、私も靴を作った時は必ず履いたところ
も撮ることにしているのです。


4.コーラスライン (A CHORUS LINE)

この映画もダンサーへの憧れを刺激された1本。 ストーリーよりもやはりダンスシーンに釘付
けでした。
もう一つ気になったのは、 超ハイレグのレオタードに5cmくらい(それ以上の人も)の
ヒールでがんがん踊るダンサー達。フラメンコシューズはヒールがある物がほとんどだけど、
ジャズダンスシューズでもそんなにヒールがあるとは・・と思ったりしました。
オーディションで足を長く見せるためだろうか?音を出すためでもなく、特に踊りやすい訳で
もないだろうし・・謎です。バレエもそうですが、華やかさの影に足を酷使しながらの苦労がありますね。


5.ステインアライブ (STAING ALIVE)

この映画は・・ストーリーもあまり良く覚えていません。
ダンス映画だから観に行った、というノリでした。

あの「サタデーナイトフィーバー」のジョン・トラボルタが放つダンス映画!みたいな打ち出
しだったような。私にとっては劇場で観たトラボルタ物、初めての1本。なぜか大人になって
も鮮明に思い出すのは、最後の舞台シーンの衣装。炎のような演出の中ベージュのぼろぼろ
(風?)の布を巻き付け(ターザンっぽい)足にも共布の編み上げペタンコシューズの姿。
フラッシュ・ダンスでクラブのダンサー役だったシンシア・ローズも出ている。


6.マイケル・ジャクソン (Michael Jackson)  New!  10.Jun.2010

マイケルの歴史をここであれこれ書かずとも、もう誰もがご存じ、2009年に急逝してしまったキング・オブ・ポップス。
本来なら「This is it!」
について、というところですが・・なんと、見逃した上にDVDもまだ見ておらず・・。

ここで敢えて取り上げるのは、やはり追悼番組や「This is it!」関連、PV集などで目にしたマイケルの靴について。
ムーンウォークを初め、数々のダンスシーンでの圧巻のパフォーマンス!当然、足下が映る機会も多くつい目が行きます。
そこで、びっくり、というかがっかり、というか・・意外と靴にはこだわりが薄い?
衣装も手袋も靴下さえもきらきらして、こだわりを見せているのに、靴はおじさんが良く履いているような餃子靴だったり。
*餃子靴:ローファータイプの、つま先から側面へのパーツに餃子の様なギャザーが寄せてある靴。

もちろん、ブランド物の高い物のようなのですが、写真集を見ても特別 手入れが行き届き磨き込まれた感じもなく・・。ある意味そこが、スーパースターに親近感。笑
しかし!あの激しいダンスにも関わらず、ローファータイプのスリッポンのかかとがカパッと脱げそうなシーンが全くないところをみると、完全に足にフィットしていたということ。
また屈曲の良さから、敢えて餃子靴のような「袋物」を選んでいたとも考えられます。
身長(190cmくらいあったそう)のわりに足が小さく見えるのもそのフィット感のせいですね。
体を前方45度に傾けるあのパフォーマンスにも実は靴に面白い仕掛けがあったとか。
もう少し、マイケルの靴について見ていこうと思います。